【書評】「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」

f:id:beaver1106:20180716215459j:plain

 

7月も半ばに入りましたが、まだ痩せたいと思っている人はいるんじゃないでしょうか。こんなに猛暑日が続くと日頃から運動の習慣化がされていない人が何か運動を始めようと思うとなかなか難しいですよね。

 

ぼくも体力つけたり痩せようとしてランニングを継続しようと思ったこともありましたが、1〜2回ランニングをして挫折してしまいます。そこで食生活なら変えられるだとろうと思って読んでみたのが、「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」Testosterone著、KADOKAWA)だったので紹介させていただきます。

 

この著者は前著に筋トレ関連の本を出していてぼくはまだ読んではいないのですが、書店やTwitterをみていても結構目にすることが多かったのと、仕事で食事の偏りが大きくなっていたということ、例えば昼ごはんにカップ麺しか食べないということが続いていたので本作を読むことになりました。

 

私は今、猛烈に怒っている。

日本のダイエット業界やメディアのやり方 に、その無責任さに、だ。

Testosterone. 筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方 (Kindle の位置No.12-13). KADOKAWA / 中経出版. Kindle 版.

 

巷に広がっているダイエット法の多くは「〇〇だけを食べればいい」など偏った食事法が間違って伝えられていることに著者は怒りを感じていて、その方法が体を壊す一因になることもあるためである。 広告などは儲けることが必要になるので、健康に良いと思われる食品が少しでも入っているとそれを大々的にアピールして商品を販売する。そこには消費者の健康を考えていないことも多いのです。そういった間違ったことを言っているので著者は怒っているのです。

 

では何が正しいのか。本著では「マクロ管理法」という計算方法を使って目的別に応じて食べる品目を1日や1ヶ月スパンの中で計算をするというものです。

具体的な計算方法は本著にのっているのですが、

「DIET GENIUS 」 書籍用マクロ計算ページ | DIET GENIUS.jp

というサイトで性別・身長・体重・年齢を入力することで1日に必要なカロリー摂取量がわかり、そこからアクティブ度(日常的に運動するかどうかなど)や目的(体重増加、減少、維持)を選ぶことで適切なマクロバランスというものを算出してくれるそうです。

 

目的に沿った適切なマクロバランスがわかれば、それに合わせた食事を取るようにメニューを考えるだけで良いそうです。ぼくも本著を読むまではkcalくらいしか気にしませんでしたが、タンパク質、炭水化物、脂質も含めてkcalを気にするようにはなったと思います。

 

また、この方法の良い点は1日の摂取量の範囲内であれば何を食べても許されるということです。だからといって毎食食べることはいけないのでしょうが、1食だけ好きなケーキを食べるということを決めておけば、それは計画となり後悔することはないとのことです。

 

ぼくも本著を読んですぐのことなのでどれだけの効果が出るかはわかりませんが、継続してやっていけそうだと思える方法なので、ぜひ気になった方は本著やサイトをみて挑戦してみるのも良いでしょう。

 

www.amazon.co.jp

 

twitter.com